CFSAのメソッド

チャイルド&ファミリーサービス アライアンスのメソッド

1)Cognitive Behavioral Therapy(CBT)
認知行動療法

うつ病や不安障害(パニック障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害、強迫性障害など)などによく使われるCognitive Behavioral Tneherapy(CBT:認知行動療法)は、感情や気分を直接変えることは難しいので、苦しみや悲しみなどの感情に繋がって浮かんでくる、自動思考と呼ばれる、考え方、行動、視点に目を向け、それが現実とどれくらい食い違っているかを検証し、バランスをとることにより問題からの改善を目指す治療法です。
お子さんはCBTによって、自分自身を助けるスキルを身につけていきます。例えば、「自分自身の考え方と感情が認識できるスキル」「状況、考え方、行動が、どのように感情に影響を与えるかを見極めることができるスキル」「弊害となっている考え方や行動に変化を加えることにより、気分を改善することができるスキル」などです。

2)Brief Cognitive Behavioral Therapy(BCBT)
短期集中認知行動療法/span>

Brief Cognitive Behavioral Therapy (BCBT:短期集中認知行動療法)とはCBTの内容を凝縮したもので、日本ではまだ殆ど知られていませんが、短期療法であるBrief Therapy(BT:ブリーフセラピー)と、CBTを組み合わせたもので、通常セッションの半分以下のカリキュラムに凝縮することができます。
BCBTでは、CBTよりさらに踏み込んでお子さんの問題を特定し、問題が起こっているメカニズムをより鮮明に明確にしていきます。
BCBTの最大の魅力は、セッションの数を限ることで、毎回出される宿題や読み物に意欲的に取り組むようになり、「セラピストが何とかしてくれる」ではなく、「自分の問題に取り組んでいく」という責任感が高まっていきます。
最終的には「色々問題が起こっても、この方法があるから大丈夫だ。」とお子さん自身が安心感を持って生活できるように導いて行きます。

3)Applied Behavior Analysis(ABA)
応用行動分析

Applied Behavior Analysis(ABA:応用行動分析)は、行動のきっかけ・先行刺激→行動→結果といった、人間の行動の前後の出来事に着目することで、行動を変化させたり、新しい行動を教えたり、望ましくない行動をやめさせるといった、行動を改善させる手法です。
お子さんが頑張って望ましい行動ができるように介入し、実際に望ましい行動がとれた時には、ご褒美を与え、褒めてあげることで、次も頑張れるようにしていきます。
お子さんが今できる範囲の適切な行動を見つけ、その行動の幅を広げていくことで、結果として望ましい行動を増やし、日常生活がスムーズに行えるようになることを目指します。
例えば、

問題行動

応用行動分析の問題行動

介入後の行動

応用行動分析の介入後の行動

同じように飴を買ってあげるという結果でも、望ましい行動に繋げることができるようになります。

4)Parent-Child Interaction Therapy (PCIT)
親子相互交流療法

Parent-Child Interaction Therapy (PCIT:親子相互交流療法)とは1970年代前半にフロリダ大学のSheila Eyberg博士によって考案、研究された情緒や行動障害を抱えた子ども達のための療法です。私どものセラピストは、このフロリダ大学でPCITに実地で取り組んで参りました。
PCITは、2-7歳の子どもとその親のための行動学的ピアレントトレーニングです。この療法の特徴は、親子の関係を改善することと、親子間の行動パターンを変えるという、親と子、双方向からのアプローチに着目していることです。
PCITは、親は子どもを育み、なおかつ信頼できる関係を築くための具体的なスキルを学べる一方、子どもの向社会的行動を増やし、否定的行動を減らすことができます。
この治療法は基本的にChild Directed Interaction (CDI)とParent Directed Interaction (PDI)といった、2つの親子の関わり合い方の手法で組み立てられています。